こんにちは、個別指導EVICSの鈴木です。
最近、授業の感想を聞くと「普通」としか言わない子が増えているように感じます。
わからないところを聞いても「別に」としか返ってこない子も、実は結構多いんです。
正直に言うと、こういう子ほど、本当は一番手を貸してあげるべき子だと思っています。
「普通」という一言は、本当は「どう言えばいいかわからない」という気持ちの裏返しであることが多いです。
授業で何がわからないかも言葉にできず、ノートを開いたまま手が止まっている。これは「理解できている」のではなく、どこがわからないかもわからない状態であることが、30年近く指導をしてきた中で何度も見えてきました。
こういう子に必要なのは、声かけの工夫ではありません。学校で習う前に、塾で一度先に触れておくという、順番の工夫です。
先取り学習が生むのは、答えではなく「間(ま)」です
先取り学習の目的は、答えを先に教え込むことではありません。
一度触れたことがある、という安心感を持って学校の授業を聞けるようにすることが、先取りの本当の目的です。
一度塾で触れていれば、学校の授業は「初めて聞く話」ではなく、もう一度確かめる話になります。
その「もう一度」の時間こそが、子どもにとっての間(ま)になります。
そうなると、子どもは自然と顔を上げて授業を聞けるようになります。わからないところも、少しずつ自分の言葉で言えるようになっていきます。
明日、家庭でできること
明日、お子さんと一緒に教科書を開いて、次に習う単元がどこなのかを確認してみてください。
そして、その部分を塾で先に学べそうか、一度相談してみてほしいと思います。
最後に、ひとつだけ伝えたいことがあります。「わかった?」「普通」で終わる会話を、そのままにしないことです。
その一言の裏には、子ども自身が黙って座っているだけだった授業時間が隠れていることが、本当に多いからです。
先取りができるかどうかは、教科や単元によっても変わります。気になることがあれば、教室でいつでも声をかけてください。
すべては子どもたちのために!
それではまた。

